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ホルンHigh-F管(High-Fシングル管)貸します(レンタル)

High-F管のシングルホルンを今年購入したのですが、一度使ったのちあまり使う機会がないので、レンタル楽器としてご希望の方に貸し出しさせていただきます。ご興味のおありの方は、yusuketsuiki@burleske.sakura.ne.jpまでお気軽にご連絡ください。
- ヨーゼフ・リードゥルというメーカーの楽器です。調整はHigh-Fです(普通のF管の1オクターブ上)
- 高音域が軽やかに鳴ります。ダブルホルン、トリプルホルンのHigh-F管よりも音程や音色は抜群によいです。
- 貸し出し費ですが、3ヶ月1万円でお貸しします。3ヶ月ありますので、オケでのワンシーズン丸々使えると思います。ケースもお貸しします。マウスピースはご自分でご用意ください。
- 貸し出し中に出来た凹み、傷などは借主の負担により修理していただきます(傷については、ごく細かいものでしたら修理は不要です)。補償範囲につきましては、貸し出し前に契約書を書いていただき、それに準拠します。
- 貸し出し前の試奏は出来ます。私は東京都千代田区在住ですので、その近辺に来ていただき、試奏していただく形になります。
ブランデンブルグ協奏曲第1番、ハイドンやモーツァルトやベートーヴェンなどの高音域が多発する楽曲、あるいはアンサンブルなどで力を発揮します。業者さんではまずHigh-Fシングル管の貸し出しはしていない上、料金的にも業者さんより格安だと 思います。
■この楽器を手に入れるに至った経緯
2009年にハイドンの『受難』をやる機会があり、第3楽章に出てくるHigh-Fのロングトーン対策用にデスカントホルンを探していたのがきっかけです。
ただ、デスカントホルンを貸し出してくれる知人が生憎いない上、楽器屋に出回っているものは50万、60万するダブルホルンやトリプルホルンばかり……。一応それらも吹いては見たのですが、なんだか音の抜けが悪く、音程もバラバラで想像していたような軽やかな高音が鳴らず、落胆していたところに偶然この楽器に出会いました。
吹いてみたところ、音色がスコーンと抜けるように綺麗に鳴り、F-durも(若干癖はあるのですが)それなりに並ぶ。「これはいい!」と膝を打った私は、即座に購入を決意。くだんのハイドンの演奏会で使用したところ(個人的には納得のいかない部分もあるのですが)それなりに好評をいただけました。
ここからは想像ですが、ダブルホルン、トリプルホルンというのは基本的にB管で演奏されることを前提として作られているせいか、付属のHigh-F管の作りがどうもイマイチな印象だったのですが、この楽器はシングル管としてHigh-F管で演奏されるために作られているので、音色や音程面でさほどストレスがないのだと思います。ある程度ホルンの経験を積んでらっしゃる方でしたら、苦労なくコントロール出来る楽器だと思います。
■参考音源
件のハイドン『受難』で使った音源です。High-Fが少しぶらさがってますが、これは楽器の特性よりも奏者の腕前によります。音色はこのような感じです。
レッジェーロフィルハーモニー管弦楽団 第5回定期演奏会

レッジェーロフィルハーモニー管弦楽団の定期公演、無事終了しました。
今回は大好きな『運命』と、以前から演奏したかったシュベ5&ジークフリート牧歌が同時に出来ると言うことでかなり気合いを入れて挑んだ公演でした。以下雑感。
■ロビコン
楽屋でVnの二重奏から観戦。
今回はロビーとホールとで演奏会前コンサートをやったのだけれど、凄くいい企画だなと思った。特に二箇所で演奏が進んでいくというのは、テーマパークみたいで凄く素敵。お客さんも演奏者も肩肘を張って演奏をする「会」ももちろんよいのだけれど、こういう気軽に楽しめる音楽というのもいいですね。
Vn二重奏は息も音色もピッタリで、聴いていて驚くほどよかった。ホルンではああいう表現力は出せないなあ。。。来年もまた何かやってください。
■シューベルト 交響曲第5番
2ndを担当。
この曲はレジェフィルの新しい引き出しを増やしてくれたかなという気がした。打楽器やラッパが省かれたシンプルな響き、ベートーヴェンと違って勢いでぐいぐい押せないが、音楽の推進力を失ってはいけないデリケートさ。ある意味今回のプログラムの中でもっともチャレンジングな演目だったと思うのだが、結果はよい方向に出たと思う。清水先生もこの曲の出来が一番納得がいかれていたようだった。
この曲は特に木管陣が見事で、ソロを勤めた3人も素晴らしかったのだけれど、木管セクション(+ホルン)で綺麗なハーモニーが作れたのが何よりよかったかなと思う。木管セクションがしっかり溶け合うと、オルガンにもピアノにも出せない、非常に甘美で独特な音色がするものなのだけれど、この日はそういうものが随所に出ていたかなと。ダブルリードセクションの2nd奏者が抜群に安定していたことも要因だと思うし、ホールとの相性もよかったかなと。
オケとしての課題は、これはどのオケも大体そうなのだけれど、演奏会の一番最初に取り上げる曲はアンサンブルがなかなか落ち着かないということか。今回は第1楽章の提示部が終わったあたりでようやくアンサンブルの腰が座ったと感じたのだけれど、とかく本番機会の少ない我々アマチュアは演奏会の冒頭一小節目から腰を落ち着けたアンサンブルをするのが難しくて、序盤はどうしても浮き足立った演奏になってしまうと感じた。ただこれは演奏している側の感想であって、お客さんには伝わらないレベルかもしれないけれど。
ホルンは久々に大湾さんの下での演奏。アーティキュレーションのつけ方や、他の楽器のアンサンブルの仕方など、本当に勉強になったし楽しかった。3楽章のTrioは結構いいセンいけたんじゃないかと思うのだが、はてさて。大湾さんとは来年の2月に管楽八重奏でまたご一緒するので、より一層ガッチリとしたタッグが組めるように精進したいところです。
■ワーグナー ジークフリート牧歌
1st担当。個人的メイン。
編成はシンプルだが後期ロマン派の曲ということもあり、テンポや曲想がめまぐるしく変わるし、無調的なところもある難しい曲。最初はどうなることかと思ったが、清水先生がだいぶ整理してくれたので本番はそれなりに確信を持って演奏できた。こういう曲をやらせると指揮者の手腕が際立ちますね。
ホルンは細かいソロがあちこちにあるのだけれど、大ソロというとlebhaftのところの長大などソロ(楽劇『ジークフリート』の愛の動機らしい)と、同じ動機が最後に出てくるところのソロ。前者は最初のAが綺麗にあたれば、後は勢いでいけると思っていたので、Aが出たのを確認した後は無心で吹いた。後者は弦楽器のハーモニーの上でホルンだけがソロを吹くという(木管の合いの手はあるけれど)美味しい箇所で、それまでよいテンションで演奏できていたので本当に気持ちよかった。弦楽器が綺麗に鳴ると、山の見晴台から森を望みつつ楽器を吹いているような気分になるのです。
録音を聴くといつものごとく愕然とする箇所があるのだろうけれど、とりあえず今回はこれで満足。木管でソロを務めた皆様もお疲れ様でした。美しかったですよ~。
■ベートーヴェン 交響曲第5番『運命』
1st担当。個人的には『ジークフリート牧歌』で終わった感があったのだが、演奏会メインは『運命』。
お客さんの評判はこの曲が一番よかったそうで、オケから凄い音が鳴っていてぞくぞくした箇所も多かったのだけれど、反面、このメンバーならばもっと高いレベルでの演奏が出来たんじゃないかな~とも思った。レジェフィルが過去やったベートーヴェンは、テンションと理性とがちょうどよいバランスで保たれていた印象だったのだけれど、この日はちょっとテンションが勝っていて理性がなおざりになっていたかなと。
『運命』は本当にアンサンブルの難しい曲で、細部にいたるまでアンサンブルを詰め辛かった側面が強いのだけれど、もっと部分部分の完成度が高ければ、テンションやパワーに加えて構築力のあるベートーヴェンになっていたのではないかと思うので、その辺が少し残念。レジェフィルはそういう高いレベルで音楽が出来る団体だと思うし、この辺は「もっと個人練やってこい」ではなく、運営的なソリューションで改善できる問題だとも思うので、次回以降色々模索していきましょう。
個人的には途中で上のGの音が出なくなってしまうという、練習でも今までの本番でも体験したことのない怪現象が発生し(疲労か、楽器のメカ的な問題か?)、特に3楽章以降はかなり不本意な出来。ぐうむ無理せずもっとアシスタントに振っておけばよかった。。。
と、自分の中ではちょっと消化不良だったのだけれど、演奏中に色々と感動したこともあって、相変わらず抜群の統率力でオケを引っ張ってくれたわっきーさん&はるこさんのコンビや、3楽章Trioのチェロ&ベース部隊、1楽章の気合の乗ったmasaさんのオーボエカデンツァ、2楽章で美しいアンサンブルを聴かせてくれた木管セクション、本番10日前に緊急オファーしたにも関わらず完璧に本番を決めてくれたTimp、その他その他、オーケストラって本当に素晴らしいなと思いながらの30分間でありました。皆様どうもありがとう。
と、これで今年のオケ活動はおしまい。オケの本番はとりあえず来年のレジェフィルまではない予定で、以後は室内楽中心で地味に活動していきつつ、余裕が出来たらまた他のオケにも参加していければという感じ。大学を出て7年間、週末はほとんど楽器を吹いて過ごしていたので、ちょっとお休みです。